北川村小島にある「北川温泉ゆずの宿」前に
中岡慎太郎先生頌徳碑が建てられているのを
皆さんご存知でしょうか・・・?
安政の大飢饉
北川村も飢餓に苦しむ住民で溢れていました。
特に小島・和田・平鍋という地区はひどい状況に陥り、
命を落とす者も少なくありませんでした。
その時に、慎太郎は莫大な借金を背負いながらも
さつまいもをその3地区に買い与え、
当時、桐間蔵人(きりまくらんど)が管理する
非常用の米蔵を開けていただくようお願いしたそうです。
これによって3地区の住民は難を逃れることができたと言い伝えられています。
後の明治44年地元の青年団が、その功績に感謝の気持ちと敬意を込め
この頌徳碑が建立されました。
【神事】
しめやかに行われた神事では、北川村村長はじめ来賓の皆様が慎太郎先生へ
感謝の気持ちを込め祈りました。
それから場所は小島集会所へと移り、イベントを行いました。
【講演会】
神事の後では、顕彰会アドバイザーの尾崎雅洋さんに講演会を開いていただき
頌徳碑建立のいわれ、慎太郎先生の功績について北川村の皆様と共に再認識しました。
【ライブコンサート】
最後は、ライブコンサートを行い、お祝いと致しました。
歌手は大林 幸二さん!!
「維新の若虎」という中岡慎太郎の人生をつづった歌を歌っていただき
大変盛り上がりました。
この100周年記念祭を機会に、小島・和田・平鍋地区をはじめとする
北川村の住民の皆様に中岡慎太郎の功績・偉業を再認識して頂くことができ
大変嬉しく思います。
私達も、より一層慎太郎先生の志を顕彰し村の発展に貢献していかねばと
気合いを入れなおすことのできた1日となりました。